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決算時における賞与の未払計上

決算時に賞与を未払計上するには注意が必要です。

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通常の賞与

労働協約又は就業規則に賞与の支給時期の規定がある場合は、そこで規定されている支給時期が損金経理する時期となります。

賞与支給時期
夏季賞与毎年7月10日
冬季賞与毎年12月10日

上記のような場合は、7月と12月にそれぞれ経費計上されることとなります。

国税庁のページには「その支給予定日又はその通知をした日のいずれか遅い日の属する事業年度」となっていますが、基本的には支給日のほうが遅いと思いますので、支払った時期に経費計上されると考えておいて大丈夫だと思います。

イレギュラーな賞与

就業規則には賞与の項目はつけてもつけなくてもよいみたいです。なので労働協約又は就業規則に賞与の支給時期の規定がない場合はこちらが採用されることになります。

といっても原則は、支払った時期に経費計上されることになります。

ただ、利益が出た期に、決算賞与を従業員にあげたいけど、支払いは決算明けになってしまうような場合は下記の3点を満たす場合は、決算で経費計上ができます。

  • その支給額を、各人別に、かつ、同時期に支給を受ける全ての使用人に対して通知をしていること。
  • イの通知をした金額を通知した全ての使用人に対しその通知をした日の属する事業年度終了の日の翌日から1か月以内に支払っていること。
  • その支給額につきイの通知をした日の属する事業年度において損金経理をしていること。

まず通知ですが、税務調査のときのために書面でいただいておいたほうがよいかと思われます。→賞与支給通知書

支払いは1ヶ月以内に行ってください。後は決算において未払経理を忘れなければ大丈夫です。

注意点

通知日から支給日までに退職した従業員がいる場合で、会社が支給日に在職する従業員のみに賞与を支給することにしているときは全額が損金参入できません。

就業規則にそのような規定があると、実際に支払っていてもそれだけで否認されます。就業規則を確認しておきましょう。

また、通知した支給額と異なっているものが1人でもいる場合は、全額が損金参入できません。

参考リンク

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